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車のセールスマンが売上げNo1になったワケ!

BarBar Okuda Talk01

「なぜ私がトップセールスマンになれたのか?それを一言でいえば、私はその車を売りたくなかったからです……。

私の店には色々なお客様が、色々な思いを込めて車を購入しに来店します。

私はお客様に来店理由をおたずねします。

・もう大きい車じゃなくていいから、コンパクトカーが欲しい、とか。

・一度は、高級車に乗ってみたいんだ、とか。

・子供ができたのでミニバンがあると便利かな、など。

皆さん多種多様な思いがあるんですよ。

私はその、欲しいという理由を詳しく聞きます。そして、その情報をオリジナルのカウンセリングシートに書き出します

お客様は高い買い物をするわけですし、車の所有をステータスと感じる方もいらっしゃるので、熱心に説明してくださいます。

その熱い思いを聞いているうちに、私はいつも思ってしまう事があります。それは……。

私が売りたい車は、我が社の車ではない。

もしも、私がその条件で車を購入するならば我が社の車ではなくて、他社のあの車だろう。

そういう思いが湧いてくると、私は、会社にとっての有能なセールスマンではなくなり、そのお客様が後悔しない買い物をして欲しい、という気持ちが優先してしまいます。

もしも、逆の立場だったら、私はその車は買わない。

私は、いつも、上司の目を気にしながらお客様にこっそりと、お客様の希望の条件はA社の○○○だと思います。

ですから、後悔しないようにA社に行かれて、その車を見ていただき、どちらが条件に合った車なのか、ご検討してみてください。

その上で、我が社の車が良いと思っていただけましたら、その時は私に、ご購入のお手伝いをさせいただけたらと思います。

そのように対応すると、ありがたいことに、数週間後に、お宅のところで車買うことに決めたよ。と、ご連絡をいただけるケースがまことに多いのです」

私が、お客さんのSUさんからこの話を聞いた時に思い出したことがある。実家の家を建て替える時にどこの建築会社で建てるかを検討した時の事だ。色々な選択肢の中で選んだ理由は、ある会社の営業マンの人柄が気に入ったからであった。(もちろん設計施工にも満足したからです)

私もその方と対応したが、とても親身になって相談を聞いてもらい。この人なら信用できる。この人に建ててもらいたいと思ったのだ。決してメジャーな建築会社ではなかったが、高いお金を出す時ほど、人は後悔したくないと思うものである。後悔しないためにどうするのかは人それぞれだが……。この時の心理と同じなのかもしれない。

物は人から買う物だ。